こんにちは。やまもとです。
去年よりファシリテーションの勉強をしているのですが、その一環で「ファシリテーショングラフィック」に興味をもちまして、昨日1日講座にがっつり行ってきました。
ファシリテーショングラフィック、もしくはグラフィックレコーディング。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、今この「ファシグラ」「グラレコ」が激アツだと勝手に思ってます!
記事の目次
グラフィックレコーディング(グラレコ)ってなに?
シンポジウムやワークショップ、会議などの記録を、模造紙やホワイトボードに手書きの文字やイラストを使って話をまとめ、話し合いを見える化する手法です。
ファシリテーショングラフィック(ファシグラ)ってなに?
グラレコと同じく、会議の記録を模造紙やホワートボードに手書きの文字やイラストを使ってまとめることは同じですが、ファシリーテーションをしながら板書をしていくので、グラレコとはまた違った難しさがあります。
【ファシリテーションとは】
ファシリテーション(英: Facilitation)は、会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの持つ能力の1つ。
グラレコとファシグラの違いって?
先ほどもチラッと書きましたが、グラレコとファシグラは、ファシリテーションをするかしないかの違いがあります。具体的に講座でやったのは
グラレコ
実際にyoutubeであるテーマについて講義している動画を1度何もせず鑑賞して、2回目に模造紙にその講義の内容を聞きながらまとめた。
ファシグラ
その後、講義の内容について3人チームで分かれて話し合う。その中で意見を促したり参加者の認識を確認しながら模造紙にまとめた。
この違いがわかりますか?実際グラレコをする際は一度話し合いの内容を聞くことはできませんが、グラレコは主に会議や話し合いの内容を見える化してまとめる作業です。
一方ファシグラはどんな話にまとめていくのか、どういった話し合いの場にするのかをコーディネートしながらまとめる作業です。目的の違いかなと個人的には思います。
グラレコ・・・会議の内容の見える化が目的
ファシグラ・・・テーマについて話し合い、合意形成や相互理解を促すのが目的
同じようで、どちらも違った難しさがありました。瞬時にまとめるチカラと、場をまとめるチカラ。絵がうまいうまくないなんてことはほとんど意味がありませんでした。
結構「グラレコとかファシグラって絵がうまくないとできないんじゃ・・・」と思われがちですが、丸・三角・四角・矢印ぐらい描ければまず問題ありません!
どうゆう時に役に立つ?
講義に参加されてた方のほとんどは女性の方で、やはり「会議の内容の見える化をしたい」という方が多かったです。実際板書をしなかった場合、今どういった話がされているのか、会議の議題から話がずれていないかなど確認しようがありませんよね。
最近ではノートパソコンを使ってメモを取られる方もいらっしゃいますが、会議に参加してる人からは「何を書いているんだろう・・・」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
なのでわたしは打ち合わせなどでは基本ノートにメモを書くようにしています。
・・・と、話が逸れましたが、会議や話し合いで肝心なのは「みんなが理解しやすくまとめて、合意形成や相互理解を促す」ことだと思います。でないとせっかく時間を作って集まって会議をしても、意味がない・・・なんてことも起こるのではと。そういった点でグラレコやファシグラはちょっとの知識とコツで誰でも出来るスキルです。絵がうまくなくても大丈夫。
ITやらICTやらAIやら(書いてるだけでウッとする・・・)が蔓延するこの時代に、手書きの良さ・アナログの強みがギュッと詰まった人間味のあるコンテンツだなーと思いました。
「無駄な会議が多いんだよな・・・」って方!グラレコ学んで意味のある会議をファシリテーションしちゃいましょう!!