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M1チップ搭載のMacBook Pro!サクサク動く前に色々困って対策したこと4選

先月発売されたM1チップ搭載のMacbook。速かったり静かだったり評判がすこぶる良いですね。わたしもずっと独立してから使っていたMacBook Proが2015で、だいぶ悲鳴を上げていたので、この機会にM1チップ搭載のMacBook Proを新調しました。

最新のチップ、最新のOS・・・今まで最新のApple製品にはアップデートも含め慎重でしたが、やはり一筋縄にはいかなかったです。

議事録的に書いていきたいと思います。

わたしのように最新MacBookに浮かれて買ったものの、使い物にならないと嘆きの方の少しでも役に立てますようにと願いをこめて・・・。



illustratorがすぐ落ちる

まず最初に困ったこと。商売道具であるAdobe製品が作業しているとすぐ落ちる、ということを繰り返していて全然作業が進みませんでした。

原因は今もわかりませんが、やったことを記載しておきます。これを全部やったらサクサク動くようになりました。

すぐ落ちる方は試してみてください。

改善方法

①Adobe CCで最新のillustratorのバージョンにした。

②illustratorの「環境設定」→「パフォーマンス」→「GPUパフォーマンス」のチェックを外した。

③Mac内に入っているフォントに異常がないか検証し、エラーが出ているものは消した。

③については、Font Bookを使います。

Chomeがすぐ落ちる・ずっと固まる

illustratorがすぐ落ちるので、Chomeで原因を調べようにも、Chomeもすぐ落ちることに気づきました。

改善方法

最新のChomeをhttps://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/より再インストールした。

Thunderbolt / USB 4しかついてないからモニターに繋がらない

わたしは以前のMacBook Proから、BENQの27インチのモニターを使ってデュアルディスプレイで作業をしていました。MacBook Pro 2015はまだUSBもあり、「DisplayPort」を使ってモニターをつないでいたのですが、M1チップ搭載のMacBook ProはThunderbolt / USB 4が2つのみ。

「DisplayPort」の接続口が特殊でこの辺の形の違いに疎いのでここは本当に苦戦しました。

改善方法

HDMIでもモニター接続できるので、HTMIとUSB3.0/2.0が挿せる一体型のアダプタを購入しました。

わたしが買ったものはこれ。

ただこの製品も最新OS Big Surlに一部対応していないみたいなので注意が必要です。今まで「DisplayPort」でつないでいたのに、「HDMI」に変更したことにより、モニターの色味が変わってしまって、そこの設定も苦戦しました。

持っているモニターの設定にもよるのかもしれないですが、わたしは「システム環境設定」→「ディスプレイ」で以下のチェック項目にしたら解決しました。

モリサワフォントが移行できない

以前のMacBook Pro 2015にはモリサワフォントとフリーフォントが多数入っていました。フリーフォントはMacBookの移行プログラムで移行できましたが、モリサワフォントはまずは古い方のMacBook ProでMフォントスターターを使って、アンインストールしてから新しいMacBook Proにてインストールしなおさないといけないのですが・・・

なぜかアンインストールしようとするとエラーに。

改善方法

モリサワフォントのサポートに問い合わせました。

すぐにMフォントスターターを使わないアンインストール方法を案内してもらえたので、無事アンインストールできました。
これも異常が出ていたフォントを検証して消していたら解決していたのかもしれません。

M1チップ搭載のMacBook ProとMacBook Airの違い

困ったことのついでに、よくあるProとAirの違いや良かったことなどもおまけで書いておきます。

ProとAirの違いはたくさんの方がYouTubeやブログで紹介している通り、いくつか違いはありますがわたしが一番大きな違いだと考えるのは「本体の重さ」と「ファンの有無」ぐらいではないでしょうか。

特にAirにはファンがありません。ファンとは、MacBookが熱くなった時に回る扇風機みたいなものです。これがないのでAirはすごく静かなようです。ただ熱くなった時に冷ますために少しだけパフォーマンスが落ちるようです。(どこかのYouTubeで見た)

MacBook Proにはファンがついてますが、以前に比べるとそんなに音は気になりません。

ただそれ以外はほぼパフォーマンス的には違いがないみたいなので、Airでも良かったかなあと今となっては思います。

M1チップ搭載のMacBook Proを買って良かった点

この記事ではさんざん「困ったこと」を挙げましたが、それらを解決した今「買って良かった」と心から思います。

なによりも「速い」。これに尽きます。

最近では長いLPをゴリゴリPhotoshopで作ることが増え、illustratorでもアピアランスで効果を使いまくっていて、反映に時間がかかり作業スピードが落ちていました。

それがM1チップ搭載のMacBook Proにしてからは、快適すぎて作業時間も以前の半分ほどになりました。

iPadのアプリもそのまま使えるみたいなので、iPadとの連携も取りやすくなっています。(iPad使いこなせていませんが)

今後年明けにはM1チップ対応のPhotoshopもリリース予定みたいですし、今後の展開も目が離せません。

迷っておられる方には間違いなくおすすめします!

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mmm-designグラフィックデザイナー
mmm-design(スリーエムデザイン)代表のフリーランスグラフィックデザイナー。日々の制作実務の経験を元にグラフィックデザインスクールの講師やチラシ講座を開催しています。初心者の方にもわかりやすくをモットーに記事を書いています。