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キャッチコピーの作り方

今回のお題は、チラシにとって最も重要なキャッチコピーについて書いていきます。

料理で例えるならば・・・なんでしょう、料理名でしょうか。



イ)キャッチコピーの目的

チラシの顔とも言えるキャッチコピー。

キャッチコピーの目的は、視線を釘づけにし、チラシの内容に興味を持ってもらうことです。

チラシの中で一番最初に目を引く部分で、ここでターゲットの心を「キャッチ」するためにはさまざまな工夫が必要です。

講座開催の場合は「講座のタイトル」を、商品PRの場合は「購入後のイメージが伝わり、思わず見てしまう言葉」が良いでしょう。

わたしはコピーライターではないので、つたないですが、簡単に作り方を説明していきます。

ロ)キャッチコピーの作り方

今回は商品PR用のキャッチコピーについて書いていきます。例に挙げているのは快眠マクラです。快眠マクラをPRしたい時に、どんなキャッチコピーが良いでしょうか。

ターゲットの悩みを書き出す

ターゲットがどんなことで悩んでいるか、どういったことに対して不満・不便・不安を抱いているのかを書き出してみましょう。(この時、PRしたい商品と連動させる)

(例:不眠症、寝つきが悪い、首が痛い)

商品・サービスの特徴を書き出す

他社とは違う特徴、強み、独自のウリ、実績など思いつくことをできるだけ書き出しましょう。

(例:独自の技術、アマゾン売り上げ1位、医療の現場で使われている)

購入後のイメージ・悩みの解決方法を書き出す

その商品を購入したあと、「こんなに良いことがあった」「悩みが解決した」など、具体的にどうなることが予想されるかと書き出しましょう。

(例:快眠になった、寝つきがよくなった、朝起きるとすっきりしている、1日元気)

これらを組み合わせて「不眠症で悩んでいませんか?」「不眠症が改善できる!アマゾン売り上げ1位の独自の技術を駆使した快眠マクラで寝起きスッキリ!」などいかがでしょうか。

キャッチコピーが長すぎるとインパクトに欠けるので、

  • アマゾン売り上げ1位
  • 独自の技術

は、キャッチコピーの横らへんに丸で囲って入れても良いかもしれません。

ハ)キャッチコピーのコツ

キャッチコピーといえば、短くかっこよく、大企業のコピーのようなものをつけたくなりますが、抽象的すぎては意味が伝わらない場合があります。

大企業は意味が伝わらなくても「知られている」大前提があるから良いのです。

上記で書いたように、具体的にどんな良いことがあるのかを伝えることで、ターゲットの心を掴むことができます。

コツとしては、思いつく限りたくさん書き出すことです。

例)ラジオ体操教室

  • 身体が動きやすくなる
  • みんなでわいわい楽しく運動できる
  • 道具がなくてもできる
  • 健康に良い

そこから文字を組み合わせていけば、良いキャッチコピーが生まれます。
(実際に使用した人の声があると作りやすいですね)

「みんなでワイワイ健康に!ラジオ体操教室」など。

また、

  • 数量限定
  • 期間限定

などの限定性・緊急性の要素が加わると、早く行動しなければいけない心理が働くので、よりターゲットの心理を動かすことが可能です。

次回は「レイアウト」について書いていきます。

ABOUT US

mmm-designグラフィックデザイナー
mmm-design(スリーエムデザイン)代表のフリーランスグラフィックデザイナー。日々の制作実務の経験を元にグラフィックデザインスクールの講師やチラシ講座を開催しています。初心者の方にもわかりやすくをモットーに記事を書いています。