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思わず参加したくなる!魅力あるチラシの原稿づくり

普通にチラシをつくっていても、いまいち集客・周知できていないな・・・とお悩みではありませんか?チラシに載せる内容を、ちょっとした工夫するだけで魅力あるチラシにすることができます。

そのちょっとした工夫をご紹介します。



最初に「誰に」「何を」「どうしてほしいのか」を考える

どのチラシでも、まずは「誰に」「何を」「どうしてほしいのか」を考えましょう。

例)ヨガ教室のチラシの場合

誰に・・・心と身体の不調から解放されたい方へ(具体的なターゲットを選定

何を・・・ビューティーヨガ教室でバランスの良い身体づくり(目的を明確にする

どうしてほしいのか・・・問い合わせ・申込してほしい(お問い合わせへ誘導する

最初にこの3つを明確にしておくことによって、チラシ全体の内容がブレません。あとはこの3つを補足する情報を入れていきましょう。

チラシの題材によって原稿の内容は変わる

<第一回>の目的編で書いたように、ターゲットにどうしてほしいかによって原稿の内容は変わります。

例えば、講座案内で<来て欲しい>チラシならば

  • ターゲットコピー
  • キャッチコピー
  • 講座名
  • 日時
  • 内容
  • 問い合わせ先

商品のPRで<買って欲しい・知って欲しい>チラシならば

  • ターゲットコピー
  • キャッチコピー
  • 商品名
  • 商品の特徴
  • 購入者の声
  • 問い合わせ先
  • 特典など

といったように、まずはこのチラシでターゲットに何をしてほしいかを明確にして、その際に見た人が行動するのに必要であろう情報を書き出し、原稿の骨組みにして考えましょう。

効果的なチラシのポイント

さらに、チラシをより効果的にするためには、以下のような内容を盛り込むと良いでしょう。

「こんな方にオススメ!」「こんなお悩みありませんか?」を入れる

チラシを見た人が「あ、これ自分のことかも!」と興味を持ってもらえ、チラシを手に取るきっかけになります。イベント系のチラシの場合、「初心者歓迎」や「参加無料」なども文言も合わせて入れておくと、参加するハードルが下がる。

活動風景の写真を入れる

イベントや教室系のチラシでは、なるべく活動中の写真を入れましょう。初めて参加する人は「どんな人がいるのか」「どんな場所でやっているのか」「どんな雰囲気なのか」不安だらけ。活動写真を入れることで参加するハードルを下げることができます。できれば楽しそうな写真がベター。

問い合わせ先を明確にしておく(QRコードを有効に使う)

せっかく興味を持ってもらえても、問い合わせ先がわかりにくかったり、メールアドレスが長いと敬遠されます。無料でQRコードを発行してくれるサイトは数多くあります。そういったサービスを使ってQRコードを発行し、問い合わせしやすくしましょう。

参加(購入)したことによって得られる未来(メリット)を書く

教室や商品系のチラシでは、参加(購入)したあとに「〜できるようになる」「〜が得られる」といったことを書いておきましょう。人間なかなかメリットがないと行動しません。参加(購入)したあとの自分を想像でき、より参加(購入)を促すことができます。

一目みて何のチラシかわかるようにする

チラシを見てもらう瞬間は一瞬です。その一瞬で文字を読んでもらうことはなかなか難しいです。パッと見た時に何のチラシなのかがわかることは非常に重要です。写真を大きく使ったり、文字をわかりやすく載せることによって、まず何のチラシなのかがわかるように心がけましょう。

ラックなどに入れる前提のチラシは、紙面の上3分の1あたりにタイトルや写真が見えるようにレイアウトしましょう。

数字や実績で凄みを出す

商品やサービスをPRする場合や講座を開く場合、「たくさん売れている!」と表現するよりも「アマゾンで1位!」や「たった3日で1万人に売れた!」など数字を含めて説得力を上げましょう。

ただ広告の表現で「日本一」や「最上級」など根拠のない過大表現はNGです。

聞き返されてきちんと答えられる・実証できる数字を使いましょう。

また、実績もあれば載せておくと、他社商品との差別化になり説得力が増します。

独自性・限定性・希少性を入れる

「ここでしか手に入らない」「3名様限定」などを入れてその場で行動してもらう(印象に残す)ことが重要です。それらがないと「いつでもいいや」となり、二度とチラシを見てもらえなくなります。

さらに、お問い合わせ期間を「●月●日まで」とすると、それまでに行動しないといけないという期限が生まれるので、より効果的です。

読みやすい表現方法

文章は正確にわかりやすく表現しましょう。

正確に書く

  • 「事実」や「伝えたいこと」を明確にしましょう
  • 「最低これだけは伝えたい」ことをはっきりさせましょう
  • 難しい用語は使わず、文章もなるべく短くしましょう

チラシにすべて載せたくて、どうしても文章が長くなりがちです。文章が多いとチラシが文字だらけになり、伝えたいことがぼやけます。最低限の文章量にし、伝えたいことが明確になるよう心がけましょう。チラシでは「情報を網羅すること」より「知ってもらう・見てもらうこと」のほうが重要です。

わかりやすく書く

  • 専門用語や固定概念にとらわれず、読者の立場になってわかりやすく表現しましょう。(できれば周りの人にチェックしてもらいましょう)
  • ターゲットに合わせた内容にしましょう

自分では気づかないうちに専門用語や固定概念に囚われていることが多いです。ぜひ一度作ったチラシは当事者以外の人に見てもらうようにしましょう。専門用語があると「難しくてわからない」といった印象になり、敬遠されるきっかけになってしまいます。小学3年生が読んでもわかるようなチラシにしましょう。

まとめ

上記をまとめて作ったチラシがこちら。

次回は「キャッチコピー」について書いていきます。

ABOUT US

mmm-designグラフィックデザイナー
mmm-design(スリーエムデザイン)代表のフリーランスグラフィックデザイナー。日々の制作実務の経験を元にグラフィックデザインスクールの講師やチラシ講座を開催しています。初心者の方にもわかりやすくをモットーに記事を書いています。