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誰に情報を伝えたい?チラシを作る目的を考えよう

チラシ制作で大事なポイントを9回に分けて解説していこうと思います。

<第一回>のお題は、そもそもチラシを作る目的について書いていきます。

チラシ制作は料理と一緒で、下準備が大事です。
食材と下準備さえ出来たら、あとは焼くだけです。

料理で例えるならば、目的とは「誰に・どういったシチュエーションで食べるか・料理を食べてどう思って欲しいか」あたりでしょう。



チラシのターゲットを決めよう

よくマーケティング用語で「ペルソナ」という言葉を耳にします。

「ペルソナ」とは、商品やサービスを利用する顧客の中で最も重要な人物モデルのことを言います。

「ペルソナ」まで設定するほうが望ましいですが、ざっくりと「20代〜30代、女性」ぐらい決めておくといいでしょう。

作るチラシは誰に向けてのものなのか?それによってそもそもチラシという形が最善でなくなったりもします。

例えば、大学生〜社会人(20代〜30代)をターゲットにしたサービスを告知したいとなると、チラシをポスティングするよりも、SNSで告知したほうが目に留まる可能性が高いです。

逆に高齢者に向けてだと、チラシのポスティングや新聞折込は有効でしょう。

ターゲットによって文字の大きさ・デザインテイスト・色みなど変わってきます。

まず最初に「誰に」対してチラシを作るのかを明確に決めましょう。

チラシを使うシチュエーションを考えよう

チラシは商品やサービスを告知する役割があります。それらを認知してもらうにはどういったシチュエーションでチラシを使うのが有効かを考えましょう。作ったチラシをどういった用途で使うかは非常に大事です。

  • 手渡し
  • ポスティング
  • イベントなどで配布
  • 施設などに置いてもらう
  • 壁に貼る
  • WEBやSNSでPRする

シチュエーションによってもデザインは変わってきます。手渡しならある程度情報量が多いチラシでも、一度は読んでもらえるかもしれません。ですが施設などのラックに置いてもらう場合、ひと目見て「これはなんだろう」と思わせる工夫が必要です。

チラシを見た人にどんな行動をしてほしいか

では、チラシを見た人にどう行動してほしいのか。

  • 問い合わせて欲しい
  • (講座などに)来て欲しい
  • 買って欲しい
  • 知って欲しい

色々あると思います。
「どうして欲しいか」をしっかり決めておけば、どんな情報をどれぐらいの大きさで、どんなレイアウトで配置すれば良いかが明確になります。

これらがあいまいなままチラシ制作を始めると、誰にどんな情報を伝えたいチラシなのかがぼんやりして、効果のあるチラシにはなりません。

まずは「誰に」「どういったシチュエーションで」「どうしてほしいか」を考えてみましょう。

詳しくは「原稿づくり」について書いていきます。