こんにちは。やまもとです。
このたび仕事でユニバーサルデザインに考慮したWEBデザインのご依頼をいただきました。
そこで「ユニバーサルデザインって?」となったので、備忘録として綴ります。
記事の目次
ユニバーサルデザインとは?
ユニバーサルデザインとは、「年齢、性別、能力などに関わらず、より多くの人々にとって使いやすい製品、サービス、そして環境をつくる」という考え方です。
ふと思い出すのは大阪の地下鉄のトイレが新しくなり、性別のアイコンがデカデカと表示されてますが、あれもユニバーサルデザインですね。
「障がいを持っている方への配慮」というよりも「障がいの有無に関わらず、すべての人に使いやすいデザイン」であることが重要です。
WEBデザインとなると、触ったりできないので、視覚的な配慮とWEBサイトの使いやすさ(どこにいけば必要な情報を得られるのか)が大事になってきます。
ユニバーサルデザインのポイント
色々ユニバーサルデザインについて調べていると、基本5原則というものははっきりと定義はされていないようで、下記5つを注意すべきであるようです。
簡単・理解しやすくする
ex.アイコンを使う
わかりやすい表示・構成と表現
ex.フォントサイズを最低でも18pxにする、色覚障がい者に配慮した色の使い方、リンクに下線を引く
様々な利用環境へ柔軟に対応する
ex.パソコン、タブレット、スマートフォン、携帯電話等の利用機器への対応
安全・安心にする
ex.操作ミスの防止措置・操作ミスへの対応
お客様の利用効果への配慮
ex.検索システムの導入
だいたいいつもデザインする上で気をつけていることがほとんどですが、今回全く知らなかった(恥ずかしながら)色覚障がい者の方の色の見え方に驚きました。
色覚障がい者に配慮した色の使い方
色覚障がい者の方には、通常の見え方ではなく、緑のフィルターを目の前につけた状態での見え方がするそうです。なので赤色は茶色、ピンクは青色といった感じです。
色分けによるデザインをしていると、見分けがつきにくく、ユニバーサルデザインにはなりません。
色分けではなく、模様で分けるようにすると良いでしょう。
試しに色覚障がい者の方がどう見えているのかをチェックするサイトがあったのでこちらから自分のサイトの見え方をチェックしました。
ピンクが見事に青色になっていました。これぐらいの差異だったら見分けはギリギリできますね。
いざWEBサイトをデザインしてから、このサイトでチェックしてみても良いかもしれません。
まとめ
ユニバーサルデザインに考慮したWEBデザインは、ご紹介したものはほんの一例です。
WEBサイトを利用するすべての人にが使いやすい・見やすいデザインは改めて大事だなと思いました。
今回デザインさせていただくサイトは公共のポータルサイトなので、フォントの大きさ、色の使い方、アイコンを使ってできるだけわかりやすくする、といったことを特に気をつけようと思います。
デザインしたら色覚障がい者の方にはどう見えるのか、ぜひチェックしてみます!