現在の活動について

印象がグッと変わる!フォント選び

チラシをデザインする上で、デザインや内容ももちろん大事ですが、それ以上に大事なのが文字の「フォント選び」です。

フォントとは、「印刷や画面表示に使う、デザインに統一感のある揃いの文字」で、文字の種類のことを指します。

選ぶフォントの種類によって、読み手に与えるイメージが違ってきます。

商品やサービスのイメージを考慮して、文字選び・使い分けが必要です。
また、チラシに使うフォントは1〜3個にとどめましょう。多すぎるとまとまるのないチラシになります。

最近ではフォントを無料で提供しているサイトも数多くあり、種類は多岐に渡ります。ここではすべて紹介できないので、代表的なフォントを大きく分けて4種類ご紹介します。



ゴシック系

フォントの中で特に多く使われているのが、ゴシック体です。角がある字体なので、男性的なイメージがあります。力強く、インパクトを出したいデザインに最適です。

さらに、丸ゴシックにすると、柔らかい印象になり、ユニバーサルデザインの観点からも見やすくなります。

ゴシック系は長い文章や小さい文字にも読みやすさから、有効です。

明朝系

明朝体も、ゴシック体とともに多く使用されているフォントです。繊細さから、明朝体は女性的なイメージを持たれています。また、上品・高級なイメージを与えます。

細かい文字には明朝体は可読性が低くなるので向きません。

行書系

行書体は、年賀状で使われているイメージが強いです。行書体や草書体は、和風のイメージはもちろん、伝統的・優美といった印象もあります。

チラシでは和風にしたい場合に有効です。

手書き系

手書きフォントは親しみやすい印象を与えます。手書きフォントの種類によって異なりますが、やさしい印象や女性らしい印象を与えるものもあります。

最近はさまざまな手書きフォントが若い女性にも人気です。

デザインのトレンドでも、2019年は手書きフォントが流行っていました。

まとめ

紹介したほかにも、フォントはたくさんあります。

アルファベットに関してはさらに種類が多くあります。

どういったターゲットに響くデザインにしたいかによって使い分けてみましょう。

 

 

ABOUT US

mmm-designグラフィックデザイナー
mmm-design(スリーエムデザイン)代表のフリーランスグラフィックデザイナー。日々の制作実務の経験を元にグラフィックデザインスクールの講師やチラシ講座を開催しています。初心者の方にもわかりやすくをモットーに記事を書いています。